日本においては、1990年代に世界に先駆けて、リチウムイオン電池を携帯機器用途で商品化して以来、ハイブリッド車や電気自動車、定置用蓄電池の商品化も推進して、世界の電池業界をリードしてきました。しかしながら、この10年は、韓国や中国メーカーとの大量生産と低コスト化競争の中でシェアを大きく減らしており、国内で電池工場の新規稼働はほとんどない状況です。最近、蓄電池は、半導体と同様に、国内で自給することの重要性が認識されて、国の公的支援も始まってますが、電池工場での実務経験のある電池技術者が極端に少ないのが現状です。
そこで、STL JAPANでは、岡山津山市にある大型電池試作工場を、毎月1週間開放して、電池技術養成講座を開講することにしました。これまで電池産業を支えてきた、ソニーやGSユアサ、東レ、産総研などのOBの協力を得て、1週間単位で、電池製造技術の基礎が学べるプログラムを作成しました。
STL JAPAN株式会社
CTO 境 哲男

テーマ:第1回 リチウムイオン電池の製造技術ー基礎編(三元系正極と黒鉛負極系)
日 時:4月20日~24日 4泊5日コース
定 員:6名
研修費:45万円 (昼食付・宿泊費別)
スケジュール:
1日目午後:
製造技術の講義
①負極スラリーの調整(粘度や固形分の調整など)
※交流会(無料)
2日目:
②負極塗工(目付の調整、塗工厚、乾燥温度など)
③正極スラリーの調整(粘度や固形分の調整など)
3日目:
④正極塗工(目付の調整、塗工厚、乾燥温度など)
⑤電極プレス(電極密度、空隙率の調整など)
4日目:
⑥電極スリット、裁断、検品
⑦電極積層、端子溶接、ラミセル組み立て、乾燥
5日目:
⑧電解液注入、セル封入
⑨セル加圧しての初期充電、ガス抜き、再封入、セル完成
※修了証授与
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